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営業時間:9:00~18:00
定休日:毎週木曜日、第2第4水曜日、年末年始
※繁忙月は不定休、水曜・木曜祝祭日は営業いたします
土日祝日は早朝営業も承っております。

スタッフブログ

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七五三のお祝いとは

2018.10.12

皆様、こんにちは!
気温も大分下がって秋らしくなってきましたね(*^^*)
寒くなってくるとインフルエンザなどが流行ってきますのでお気をつけ下さい。
とくに今年は風疹が去年の10倍の勢いで流行っているようです(><;)
手洗いうがいは忘れずに元気いっぱいでいられるように頑張りましょう♪
今回は「七五三のお祝いとはなにをするものなのか」のご案内です☆
昔は乳幼児の死亡率が高かったため、子どもの成長祈願の儀式の中の1つとして
生まれたのが七五三という行事です。
七五三の起源は室町時代といわれ、江戸時代の武家社会を中心に関東から全国に広まったそうです。
昔は数え年で行なったものですが、今の時代では満年齢でお祝いされるご家庭が多くなってきました。
とくに3歳さんはまだ幼く初めての場所ではびっくりされてしまうこともしばしば・・・(^^;)
数え年の3歳さんよりも満年齢の3歳さんのほうが体力があり着物を着たままのお出かけにも
元気に出発できるお子様も多いのでオススメです!
七五三にはそれぞれの年齢によって名前と意味があり、
○ 3歳 「髪置(かみおき)」 昔は3歳は男の子、女の子ともにお祝いするのが通常だったそうです。
                男の子も女の子も3歳で初めて髪を伸ばし始める年齢になります。
                江戸時代ごろには、産毛を剃っておくと健康な髪が生えてくると
                信じられていたため3歳までは坊主にする習慣があったそうです。
                
○ 5歳 「袴着(はかまぎ)」 男の子が5歳で初めて男の衣服である袴を着始めます。
                江戸時代、武士の公の場での盛装といえば「袴」だったことから
                5歳になった男の子が袴を身につけるというというのは男として
                社会の一員に加わるという意味があるそうです。
○ 7歳 「帯解(おびとき)」 女の子が初めて帯を締めるお着物に変わります。
                今までは「付紐(つけひも)」というもので着物を着ていたのが初めて
                「丸帯(まるおび)」を使って着物を着付けます。
                5歳の男の子と同様に7歳になって丸帯を使って着付けることで女として
                社会の一員に加わると言う意味があるそうです。
このように子どもの身につけるものを変えてお参りに行くことで神様にここまで成長したことに
感謝を伝えこれからの加護を祈りに行くという行事が七五三というわけです。
皆様はなぜ11月15日にいくのかご存知でしょうか。
それは旧暦で見た日にちに理由がありました。
旧暦で15日というのは「二十八宿の鬼宿日(にじゅうはっしゅくのきしゅくにち)」といい、
鬼が出歩かない日とされていたそうで婚礼以外の何をするにも向いている日と言われていました。
そして旧暦の11月といえば田畑の収穫が終え、神様に実りを感謝する月とされていました。
神様に感謝する月である11月、そして鬼が出歩かない15日を合わせて11月15日に氏神へ作物の収穫と
子どもの成長に感謝を捧げ、これからの加護を祈る日としたのです。
また、江戸幕府5代将軍徳川綱吉が自分の長男の健康を祈ったのが11月15日ということも
きっかけと言われているそうです。
ちなみに旧暦でいうと15日が満月に重なることもまたひとつのきっかけかもしれませんね。
上記のような理由のため七五三のお祝いは11月15日にするようになったようです。
理由がわかるとお参りに行くときにも気持ちが引き締まりますね!
今回のご紹介はいかがだったでしょうか?
お子様の成長をとても大事な行事である七五三、皆様もぜひお参りに行ってみてください(*^^*)
最近では11月のお日柄のいい日にちを選んでお出掛けするお客様も多くなりました。
無理やり日程を合わせるよりもご家族の皆様がそろってお参りに行ける日にちを
選ぶのもいいのではないのでしょうか(^^)
当店でもまだまだ七五三のキャンペーンを実施中です!
ぜひお問い合わせ下さい☆

和装ウエディングの小物と髪飾りについて

2018.09.25

こんにちわ(*^ ^*)
朝晩が冷え込んでくる季節になりましたね!
さて、今回は和装ウエディングの小物と髪飾りについてです。
和装で必需品とされるほとんどの小物は、江戸時代に実用品として女性が使っていたものなんです!
それを簡略化したものが、和装の花嫁の小物として使われています。
そのひとつひとつに、きちんと意味があるので意味もご紹介していきたいと思います^^
小物
◆懐剣(かいけん)
  ・懐剣は武家の女性が護身用に持っていた短剣です。
   帯の間に挿して飾ります。剣をそのまま挿すわけではなく、懐剣袋に入って、白い組み紐がついたものが一   般的な形になります。
   白無垢には白いもの、色打掛や引き振袖なら着物に合った色柄のものを選びます。
   
   「邪悪なものを寄せ付けない」
   「自分の身は自分で守る」
   「一度嫁いだら帰らない」
   そんな意味が込められているとされ、妻となる覚悟やお守り的な役割なんだそうです。
   明治時代以降、結婚式で小物として使われるようになったといわれています。
◆筥迫(はこせこ)
  ・武家の女性が、身だしなみに使う白粉や紅筆などを入れて、胸元に差し込んでいた箱状のものです。
   刺繍や房が施されていて、胸元の合わせに差し込んで飾ります。
   「身だしなみに気をつけて、いつまでも美しく」
   そんな意味が込められているそうです。
   白無垢には白いもの、色打掛や引き振袖には豪華な金色や、着物に合った色のものを選びます。
   最近では色味の入ったものを、白無垢に合わせることもあるようです。
◆末広(すえひろ)
  ・末広とは、「扇子」のこと。広げると、片側は金、もう片側は銀色になっています。
   ただし、広げて使うのはマナー違反とされているので気をつけましょう。
   帯に挿して飾ります。
   
   「末広がりの幸せが続きますように」
   末広という文字通り、そんな意味が込められているそうです。
   面や房飾りの色は、白無垢のときには白いもの、色打掛、引き振袖のときは色を合わせて選びます。
◆抱帯(かかえおび)
  ・抱帯は、帯の下の方に結ぶ、細い帯です。
   昔、階級の高い家の女性は、長い裾を引きずって歩くような着物を着ていました。
   外出の時はそんな裾を引きずらないように、紐でたくし上げていたのが抱え帯のルーツだそうです。
   今では花嫁衣裳のみに使われる装飾品です。
◆帯締め(おびじめ)
  ・一般的な着物でも使うアイテムですが、花嫁衣裳では中に綿が詰まった「丸ぐけ」という種類の帯締めを使   います。
   「永遠に続く幸せ」
   丸ぐけにはそんな意味があるそうです。
   
◆帯揚げ(おびあげ)
  ・帯枕を包み、背中からまわして前で結ぶ布です。
   せおい揚げ」「しょい揚げ」と呼ばれることもあります。
   鹿の子絞り(かのこしぼり)という方法で作られた帯揚げには
   「子宝に恵まれる」「子孫繁栄」
   という意味もあるそうです。
◆草履(ぞうり)
  ・足元に欠かせないのが草履。
   花嫁衣装に合わせる草履は、かかとの高さがあるものを使います。
   高い方が華やかな印象になりますが、その分、歩きにくくなることも。
髪飾り
◆綿帽子(わたぼうし)
  ・綿帽子とは、頭にかぶり、額部分まで覆い隠す大きな白い布です。
   こちらは白無垢のときのみに使える装飾品です。
   昔は防寒やほこり除けに使われていましたが、今では花嫁衣裳としてのみ使われます。
   「挙式が終わるまで、新郎以外に顔を見せない」
   そんな奥ゆかしい意味が込められているんだそう。
   基本的には「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」という日本髪に合わせます。
◆角隠し(つのかくし)
  ・頭にかぶる帯状になった幅広の白い布です。
   綿帽子と違って、髪型や髪飾りが見えるのが特徴です。
   白無垢にも、それ以外の着物にも使えます。
   「嫉妬や怒り(ツノ)を隠して、良い妻でいます」
   名前の通り、そんな意味が込められています。
◆簪(かんざし)・笄(こうがい)
  ・束ねた髪を固定する「かんざし」、マゲを束ねるために使われたのが「こうがい」です。
   花嫁の日本髪に飾る髪飾りとして使います。
   先のとがったものを髪に挿すことで、魔除けの意味もあったそうです。
   
いかがでしたでしょうか?
小物一つ一つに意味が込められており、気が引き締められますね(*^^*)
当店でも和装のウエディング写真を承っております!
ぜひお衣装見学だけでも承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい^^
ご来店お待ちしております!

訪問着について

こんにちは!
まだまだ残暑が続いていますね。
とはいえ、朝晩は冷えることも多いので、体調管理に気を付けていきましょう!
今回は「訪問着」についてご紹介します(^^*)
◆訪問着とは…
訪問着は後染めの着物で、裾まわりを縫い目にかかって一周柄が入っているのが特徴です。
上半身にも模様があるところが留袖とは異なります。
昔は三つ紋を付けていましたが、現在では簡略化されたり省略されている場合もあります。
社交的な場所で幅広く着られる晴れの装いとなっています。
当店ではお宮参りや七五三、ご家族写真、記念写真等の撮影で着ていただくことが多い衣裳です。
色は淡い黄色や淡いピンクが人気となっております!
帯は金色か銀色の系統のものを合わせるととても綺麗です(^^)
只今、七五三や成人式の前撮りのシーズンです。
ご家族写真をお撮りする際に訪問着を着られるお母様も多く、
和装姿の素敵なご家族写真になるのでオススメです!
お父様には紋付袴をご用意しております。
訪問着は撮影後にそのまま外出して川崎大師へお参りに行っていただくこともできます。
暑さが和らぐこれからの季節
是非訪問着でお写真撮影をしてお参りへ行ってみてはいかがでしょうか?
訪問着の衣裳一覧はこちら

七五三の着物の柄について

2018.08.10

こんにちは(^^)
とっても暑い日が続いていますね。
夏休みはどこかにお出掛けされましたか?
当店はお子様が夏休みに入り、
七五三の前撮りのお客様で賑わっております(^ー^* )
今回は七五三の女児の人気の着物の柄についてです。
これから衣装を選ばれる方も多いと思います。着物の柄にも意味が
あるので是非参考にして下さい。
〇牡丹(ぼたん)
とっても豪華な百花の王、牡丹の花は「幸福」「富貴」「高貴」を意味します。小さな丸いつぼみから大輪の美しい花を咲かせるのが由来。
〇扇(おうぎ)
扇の柄は、先端が広がった末広がりの形から将来の展望が広いことを表すとして好まれています。縁起物とされており、発展、繁栄を願う縁起のよい柄です。
〇梅(うめ)
厳しい冬を耐え忍び、後の春に美しい姿を見せてくれる梅の花。「忍耐力」や「美」を表す、美しくも力強い花。
〇熨斗(のし)
熨斗鮑と呼ばれる神へのお供え物が元となり、​長寿に続くものとして古くから縁起物とされてきました。細長い帯状の形の中に華やかな文様を描いたものが多い。
〇蝶(ちょう)
幼虫から成虫に美しく姿を変えることから女性の美しさを表していると言われています。また、読み方から「長」という意味で長寿の意味も込められています。
素敵な意味が込められていますね~。
ぜひ、御自身にピッタリな1着をみつけてください。
お衣装見学だけでも承っております。
気になりましたら、是非お問い合わせください
ご来店お待ちしております\(^▽^)/

成人式で振袖・袴着を着る皆様へ

こんにちは(*^^*)
今年の夏は暑さがとても厳しいですね・・・;
先日は東京でも40℃越えが観測されたそうです。
皆様も熱中症、熱射病には気をつけて下さい(^^)
今回のテーマは成人式当日に着物でお出掛けされる皆様へ
「着物を着ているときの諸注意」です!
以前、卒業袴のときにも紹介をさせていただいてるのですがそちらの内容も含めてご紹介です。
まずは振袖・袴着ともに共通しているところから
・襟元に注意!
朝早くにお支度の方も多いと思います。
食べこぼしや飲み物には要注意!
大きめのハンカチなどを衿に挟んでおくとさらに安心です。
さらに飲み口の大きい物は口から飲み物をこぼしやすいので飲み物を
飲むときはストローのほうが安心です☆
なお、女性の方はお化粧をしているのであまり下をむきすぎると
ファンデーションが衿についてしまうので注意しましょう。
・袖に注意!
着物ですと女性男性問わずに普段の洋服のときとかなり袖の形が異なります。
袂や袖口などを引っかけてしまうこともありますので、ドアの開閉や混みあっているところでは
袂を持つまたはおさえるようにしましょう。
特に女性の方は車から降りたりする時に袂をドアに挟んでしまうことも!
車から降りる時は袂を持っておくといいと思います。
・裾に注意!
着物の裾、袴の裾はやっぱり汚れやすいですよね・・・。
特に汚しやすいのは段差です(><)
車に乗り降りするときや階段では振袖の方は袂と前裾を持って身体を斜め向きにすると◎!
袴の方は登るときは袴の前を下るときは袴の前と後ろの両方を持っていると裾が汚れるのを防げますよ☆
振袖を着ているときの注意!
・帯に注意!
イスに座る時ぐらいゆっくり休みたい・・・でも座る前に注意!
深く座って背もたれに体重をかけてしまうとせっかくの帯が潰れてしまいます。
着物のときの正しい座り方は浅く腰掛け背筋を伸ばして座ること。
辛いかもしれませんが、振袖を1日着続けるのはそうあることではありませんので頑張ってください!
・座るときに注意!
上記にもありますが、振袖は普段の洋服と全く違います。
振袖の場合、イスに座ると袂が地面についてしまいます。
イスに座る時は膝の上に袂が重なるように乗せておくと安心です♪
袴着を来ているときの注意!
・座るときに注意!
袴で座るときは普通に座ってしまうと袴が帯に引っかかり
下に引っ張られ着崩れてしまいます。
なので袴の両脇にある開きの部分のおしり側「投げ(なげ)」と言われるところを
少し上に持ち上げてから座ると着崩れることなく上手に座れますよ(^^)♪
他にも注意することはありますが、特に知っていた方がいい注意点です。
ぜひ、覚えて式の当日に活用してください☆
当店では成人式の写真撮影のみのプラン、また写真撮影と外出も出来るプランの
どちらもご用意しております。
衣裳見学も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい!
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております☆(^^)

男の子の初節句について

2018.06.26

こんにちは!
梅雨も段々明けてきて暑い日が続いてきましたね(*´∀`*)
熱中症などに気をつけていきましょう!
今回のテーマは「男の子の初節句」についてです。
▽初節句とは・・・
まず初節句とは、新しく生まれた赤ちゃんが初めて迎える「節句」のことです。
女の子は3月3日の「桃(上巳)の節句」、男の子は5月5日の「端午(菖蒲)の節句」が初節句の日になります。
▽男の子の初節句の飾り物
男の子の節句には兜や鎧、五月人形(桃太郎や金太郎、武者人形など)、こいのぼりなどを飾る習慣があります。
兜や鎧は武士にとって自分の身を守る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味のある大切な宝物でした。
端午の節句では「身体を守る」と言う意味が重視され、赤ちゃんに降りかかろうとする厄災を代わりに引き受けてくれるようにという願いを込めて飾ります。
また、五月人形を飾るのは強くたくましく育ってほしいと願って飾ります。
こいのぼりが飾られるのは、激しい流れの滝を登った鯉が龍になり天に登った「登竜門」という中国の伝説が日本に入ってきたことや、清流だけでなく沼や池などの様々な環境で生きられる鯉の生命力にちなみ、端午の節句には「苦しい環境にも負けずに、立派に成長できるように」と立身の願いを込めてこいのぼりが飾られるようになりました。
このように飾るもの一つ一つに大切な意味が込められています。
▽端午の節句の祝い方
男の子の初節句では兜や鎧、五月人形、こいのぼりなどを飾りちまきや柏餅などを供え両親や親族などを招き内輪でお祝いします。
▽端午の節句にちまきや柏餅を供えるのはなぜか
ちまきは、中国の戦国時代の英雄にちなんだもので、王の側近仕えていた方が陰謀により失脚し入水をした英雄を哀れんだ人々が命日である五月五日に笹の葉を巻いた米を川に投げ込むようになったのが始まりと言われています。
このことから、五月五日には親族などにちまきを配る習慣が生まれ端午の節句とともに日本に伝わってきました。
柏餅は、柏の葉が新芽になるまで古い葉が落ちないことから「子が生まれるまで親が死なない」とされ、転じて子孫が続く縁起のいいものとして供えられるようになりました。
どちらも端午の節句のお菓子として有名ですが、関西では「ちまき」、関東では「柏餅」が一般的ですね。
▽端午の節句に菖蒲を飾ったり菖蒲湯に入るのはなぜか
中国では端午の節句は「厄払い」の行事を行なう日でした。
菖蒲は、強い香気で邪気を祓うとされ、菖蒲酒を飲んだり、菖蒲湯に浸かり無病息災を願いました。
また、長く尖った菖蒲の葉を刀に見立て、また同音異字の「勝負」に通じることから、男の子の厄除けと立身出世を願う男の子の節句に菖蒲を飾ったり菖蒲湯に入ったりするようになりました。
いかがでしたでしょうか?
当店では初節句のお写真も承っております!
是非初節句の記念にいかがでしょうか?
お気軽にお問い合わせ下さい(*´∀`*)
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ち致しております!

ウェディング 衣裳の成り立ちと意味

2018.06.08

こんにちは!(*^^*)
関東はもう梅雨入りですね。
湿気対策もしっかり行っていきましょう!
今回のテーマは「ウェディング 衣裳の成り立ちと意味」です。
6月といえばジューンブライド!
6月にご結婚されることをよくジューンブライドといいますよね。
欧米では6月に結婚すると、結婚生活を司る女神・Junoの守護で幸せになれると言い伝えられているようです。
まさにウェディングの季節です。
今回はそんなウェディングの衣裳の成り立ちや意味を簡単にご紹介したいと思います。
1.白いウェディングドレスの成り立ち
白いウェディングドレスは、ヨーロッパでキリスト教の布教と同時に広まりました。
その後、真っ白のドレスの管理の難しさや、他の用途でも使えるものであった方が良経済的に良いとの考えから、
暗い色のドレスをウェディングドレスとして使用することが流行しました。
しかし、19世紀頃にヴィクトリア女王が白いウェディングドレスを着て結婚式を行ったことをきっかけに再び主流になりました。
こうして今日まで白いウェディングドレスは結婚の象徴として親しまれているのです。
日本で急速に広まったのは1960~1980年代頃。
生活様式が洋風化し落ち着いてきて、
和装よりも簡単に着用できることや西洋文化への憧れから、
一気に花嫁衣裳の主流となりました。
2.日本のウェディング
日本の伝統的な衣裳は打掛です。
室町時代から着られるようになり、最初は裕福な武家の女性の衣裳でした。
これらはその家の財力・権力の象徴だったことから、とても豪華に作られていました。
江戸時代まで高位の女性は日常的に打掛を着ていましたが、
江戸時代後期には裕福な町人の女性が結婚の際に着用するようになります。
この風習が現代まで続いてきました。
3.服に込められた意味
結婚式といえば白。
白い色は「無垢」「純真」などを表しているとされます。
白無垢の名の通りですね。
洋装で用いるヴェールは魔除けの意味があるようです。
和装では角隠しや綿帽子が同じ位置づけです。
和装・洋装ともに、お色直しで色打掛・カラードレスを着られる方も多いと思いますが、
これにも真っ白な姿から色が付くことで「生まれ変わる」という意味があるのです。
和装ではその際に角隠しを着用しないことで、白打掛で隠していた鬼の角を取り払ったことを表現しています。
これも「生まれ変わる」という意味の元行われていることなのですね。
いかがでしたでしょうか?
成り立ちや込められた意味を踏まえて結婚式や撮影に臨まれることで、また違ったお気持ちが入ると思います。
ウェディングのお衣裳選びや撮影でも、自然と凛とした雰囲気になりますね(^-^*)
是非お気に入りの一着で素敵な一枚を!
当店では沢山の衣裳をご用意しております。
ホームページの衣裳カタログも是非ご参考にしてください。
当店にて衣裳見学をしていただく事も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい!
皆様のご来店を楽しみにお待ちしております☆
衣裳一覧はこちら

七五三 5歳児お祝いについて

2018.05.27

こんにちは♪
もうすぐ6月ですね!
梅雨に入る前に、お天気の日は有効的に使っていきたいですね(。・w・。 )
当店では七五三のキャンペーンがはじまります!
もうすでに、お問い合わせや衣装見学にお越しの方が
たくさんいらっしゃいます。
今回は七五三 五歳児のお祝いについてです。
男の子がお祝いする五歳には、男児から少年になる節目であり、大人への第一歩として男児が初めて袴を着ける
「袴着」というお祝いが始まりと言われています。
平安時代、男女とも5~7歳になると、初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」あるいは「着袴(ちゃっこ)」という儀式が行われました。
この儀式は室町時代に11月15日と定められ、江戸時代以降は、男子のみの風習となりました。
続いて、羽織袴の絵柄について。
人気の絵柄についてご紹介します♪
<兜>大事な頭部を守る兜は着物に描かれることにより、邪気や災厄からも男の子を守り
  元気な成長を願うお守りとしての役目を果たすようになったようです。
  豪華な飾りのある兜は権威や地位の高い物にのみ許されます。
  そんな兜を身に着けられるような人生を願い、大きく勇ましい兜が男の子の着物には描かれています。
<鷹>注目されるのはその「眼」と「爪」。
   鷹は大空高く舞い上がり、地上の小動物を見つけ獲物とします。
   はるか先まで見渡せるその眼を千里眼になぞらえて
   「先を見通す眼力」、「もの事の本質を見抜く眼力」を持って欲しいという願いを、
   また獲物をがっちり掴むその爪は、運や幸運をしっかり掴んで離さないという意味を表しているそうです。
 
<束ね熨斗>「熨斗:のし」と聞くと一般にお祝い事のときに添える飾り物をイメージする方が多いと思います。
   たくさんの熨斗を束ねることから、多くの人たちから祝福を受けていること、
   またその幸せを周囲の人たちと分かちあってほしいという意味になるそうです。
   この文様は贈り物としての気持ちや、人と人との絆、繋がりを表し、
   その長さから長寿の象徴でもあるとてもおめでたい文様です。
当店では豊富なお衣装を取りそろえております。
衣裳の見学もできますので気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております(*^^*)

お宮参りと百日祝いの違い

2018.05.02

こんにちは!
すっかり暑くなって半袖で過ごせる日が多くなって来ましたね(*^^*)
ゴールデンウィーク真っ最中ですが、皆様どうお過ごしでしょうか?
今回のテーマは「お宮参り」と「百日祝い」の違いです。
まずは、それぞれの意味についてのご紹介です(^^)
◎お宮参りとは…
お宮参りとは、赤ちゃんが産まれて初めて産まれた土地の産土神(うぶすなかみ)に参拝する
行事のことで赤ちゃんが無事に産まれた報告とそのお礼、後の健康と長寿を祈る儀式のことを言います。
初宮参り、初宮詣(はつみやもうで)とも言われます。
昔は、上記の意味とともにお産をけがれであるとしていたのでお宮参りに行くことはお母さんの
忌明けの儀式でもありました。
そのためお参りに行く時に赤ちゃんを抱く忌明けの終わっていないお母さんではなく父方の祖母が
通常だったようです。
今では父方の祖母がだっこするのが一般的といってもご家族のどなたでもマナー違反ということはないので
あまり心配しなくても大丈夫だと思います。
お参りに行く日どりは男の子が生後31日後もしくは32日後、女の子が生後32日後または33日後に
お参りに行くといいと言われていますが地方によっては日にちは様々なようですね。
その際に地方によって独特のしきたりがある場合もありますのでご家族に確認してみるといいと思います。
お守りの数やおでこに字を書いたりいろいろあるようです。
最近はお母さんと赤ちゃんの様子を見て大体生後1ヵ月~100日後までにお宮参りに
行くことが多いようです。
産まれた時期によっては寒かったり暑かったり赤ちゃんに負担になる事もありますので赤ちゃんにとって
負担にならない日にちを選んであげるのもいいと思います♪
◎百日祝いとは…
百日祝い(ひゃくにちいわい/ももかいわい)とは、生後100日後のちょうど乳歯が生えはじめる時期に
食べ物を食べる真似をすることで一生食べることに困らないように健康で丈夫にに育つようにという願いを
こめて行なう行事のことです。
地方によっては生後110日後や120日後に行なうところのもあるそうです。
皆様にはお食い初めという言い方のほうがピンと来るかと思います。
前回のブログでもご紹介させていただいているので今回は歴史と当日の流れについてご紹介します!
お食い初めのメニューに関しては前回のブログを参照ください♪
この行事は遡ると平安時代から始まっています。
その頃は生後50日後に行なわれていて「五十日祝い(いのかいわい)」と呼ばれていました。
今のようにたくさんの料理ではなく重湯にお餅を入れてそれを赤ちゃんの口に少しだけ含ませて
いたそうです。
その後、50日が100日に変わり鎌倉時代にはお餅ではなく魚を食べさせる「真魚始め(まなはじめ)」と
呼ばれるようになりました。
「お食い初め」と呼ばれるようになったのは室町時代からのようです。
簡単にお食い初めの順序もご紹介しておきますね!
1、赤ちゃんが男の子なら祖父の左膝に、女の子なら祖母の右膝に座らせましょう!
2、正式な場合だとお箸を持って食べさせる真似をするのはその場で1番長寿な方にします。
  男の子なら男性の方に、女の子なら女性の方にお願いするのがベストなようです。
3、簡易メニューの場合はご飯→汁 ご飯→魚 ご飯→汁の順で3回繰り返しましょう。
  他にも膳を用意している場合はご飯→汁 ご飯→魚 ご飯→汁 ご飯→煮物 ご飯→汁 ご飯→酢の物
  ご飯→汁 ご飯→歯固め石(タコなど) ご飯→汁の順で食べさせましょう。
※熱いものはしっかり冷ましてから赤ちゃんの口に近づけてあげてください。
 口にくっつけるだけでも赤ちゃんにとってはとても熱かったりするそうなので要注意!
大体の流れは以上になります。
こだわらずにご家族の皆様で順番に食べさせてあげたりなどしてもとてもいい記念になると思います☆
せっかくお祝いですから笑顔で楽しくできるのが1番かもしれませんね(*^^*)
当店ではお宮参り写真、お食い初め写真ともに承っております!
ご家族揃って記念の写真を残しておくのもオススメです。
衣裳や小物もご用意しておりますので是非お気軽にお問い合わせ下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております\(*^O^*)/

お食い初めについて

2018.04.13

こんにちは。
4月に入り、暖かい日が続いて過ごしやすいですね♪
新しい環境で頑張っている方も多いと思います。体調には気をつけてください。
 
今回はお食い初めについてです。
<お食い初めとは?>
「お食い初め(おくいぞめ)」「百日祝い(ひゃくにちいわい)」とは、子供が一生食べ物に困らない事を願い、また歯が生えるほど成長したことを喜ぶ意味もこめて、赤ちゃんに初めて食べ物を食べるマネをさせる儀式の事。
地域により「百日の祝い(ももかのいわい)」「歯固め」「箸ぞろえ」「箸始め」「真魚始め(まなはじめ)」と呼ぶ場合もあります。
<時期?>
お食い初めは赤ちゃんの生後100日目に行なうのが一般的ですが、地方によって110目、120日目などに祝うところもあります。これもあくまでも目安にすぎないので、その前後で家族の都合のいい日を選び、お祝いするそうです。
<準備するもの>
・食器
食器はできるだけ塗りの器とお膳を用意しましょう。男の子は朱塗り、女の子は外側は黒塗りで、内側が朱塗りのものが本来です。
・お箸
お食い初めは、赤ちゃんに実際食べさせるわけではないので、スプーンではなく、祝いばしで行います。祝いばしは、お正月に使う「白木の丸はし」を用意しましょう。白木の丸はしの理由は、折れにくいからです。そのため、「柳ばし」を使うこともあります。
・料理
お赤飯、鯛や金頭の尾頭付きの焼き魚、汁もの(おすましでもおみそ汁でもOK)、煮物、香の物(梅干しなど)、「歯固めの石」を塗り椀に盛り、塗りのお膳にのせて出します。
・歯固めの石

石は必ず奇数個用意してください。奇数は縁起のいい数だからです。歯固めの儀式では、玉砂利を3~5個が目安です。玉砂利は、神社からいただいてくるといいでしょう。石を口に入れないで、はし先を石に付け、そのはし先を赤ちゃんの歯茎や唇にちょんと触れれば大丈夫です。「石のように固く、なんでもかめる丈夫な歯が生えますように」という願いが込められています。

 
お食い初めとは、お子さまが一生食べ物に困らないようにと願いを込めた大切な
儀式ですね。当店でのお食い初めの食器セットもご用意しております。表情が豊になってきた、
この時期にお写真撮影はいかがでしょうか?
スタッフ一同お待ちしております。