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和装ウェディングについて

2017.09.07

こんにちわ!
最近は風が涼しくなって秋らしくなってきましたね(^^)
気温差も激しいので皆様気をつけて下さいね!
今回は☆和装ウェディングのご紹介☆です
・名称のご紹介
まずは、衣裳のご紹介です。
最近は白打掛も色打掛も和装の正式礼装として挙式や披露宴などあまり意識せずに使われていますが、
本来は白打掛を挙式で着用して披露宴で色打掛を着用するのだそうです。
白無垢とは?・・・最近では白無垢も白打掛も同じ意味で使われることも多いですが、
白無垢とは小物や着物の表裏なども含め全て白で統一した着物のことを言います。
婚礼衣裳として使われるようになったのは室町時代末期の頃からと言われています。
白打掛とは?・・・白打掛とはそのまま白い打掛のことで白無垢の上に羽織って着用します。
全身を白で統一する姿は武家のもっとも格式の高い婚礼衣裳になります。
挙式での花嫁衣裳として使われています。
一般に普及したのは江戸時代の後期に入ってからだそうです。
色打掛とは?・・・色打掛とは白打掛とは異なり、柄や色のついた華やかな打掛のことを言います。
こちらも白無垢・白打掛と同等の格式のある婚礼衣裳ですが、
主に披露宴での衣裳として使われています。
・柄のご紹介
着物の柄にも様々な意味があります。
せっかくですから式を挙げる季節の柄を選んでみるのもいいですね!
ぜひ参考にされてください♪
・季節柄・・・それぞれ四季にあった花や木などの植物を使った柄のことです。
春の柄→桜、桃、椿、花菖蒲、藤、牡丹など3~5月頃の春の花や植物の柄のこと。
夏の柄→あじさい、笹、竹、あやめなど6~8月頃の夏の花や植物の柄のこと。
秋の柄→撫子、萩、紅葉、桔梗など9~10月頃の秋の花や植物の柄のこと。
冬の柄→菊、松竹梅など縁起のいい柄が多いのも冬の柄の特徴です。
・吉祥文様・・・季節を問わずおめでたいとされる柄のことです。
他にも沢山ありますが、よく見られる柄をご紹介します!
鳳凰(ほうおう)→中国の伝説上の鳥で瑞鳥とも言われています。
世界が平和で幸せである時に現れることから平和、夫婦和合という
意味があります。
鶴→鶴は長寿の象徴、鶴はパートナーとなった相手から一生離れず子供の
巣立ちを見守ることから長寿や夫婦が長く連添うという意味があります。
龍→中国から伝わった文様で日本では万能力や発展、成功の意味があります。
御所車(ごしょぐるま)→平安時代に牛が引いていた車のことを御所車といい貴族しか
使えなかったことから富、華やかさという意味があります。
松竹梅→「松」「竹」「梅」を組み合わせた文様のこと。
極寒でも緑を絶やさず、寿命が長い“神の宿る木”と言われる「松」
冬でも緑を絶やさず、雪にも負けずまっすぐと伸びる「竹」
冬の寒さからいち早く花を咲かせる「梅」
この3つを組み合わせておめでたい、吉兆と言う意味があります。
熨斗(のし)→もともと熨斗とはあわびの肉を薄く伸ばして引き出物などに挟んだのが
始まりになります。
それに見立てたものが色や柄とりどりに束になっているのでおめでたい、
華やか、高級と言う意味があります。
着物に使われる文様は他にもたくさんあります。
ぜひ皆様も着られる時にどのような柄なのか見てみてくださいね。
柄の意味を調べてみるのも楽しいと思います!
当店でも色々ながらの衣裳をご用意しております。
衣裳見学も承っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さい(*^^*)
スタッフ一同お待ちしております!